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不登校の原因は親にある。それって本当ですか?

不登校で悩んでいるお母様の最上最強サポーター

 Family's Smile 代表心理セラピスト 渡部幸美です。

 

犯人探しをする前に、解決策を考えることが自分の心にも、まわりにも優しい選択になります。


「子どもが不登校になる原因は誰もわからない」というのがひとつの答えです。

なぜなら、不登校の状態にある本人もなぜ学校に行けなくなるのかが分からない事が多いからです(いじめなどの理由は除きます)

お子さんが学校に行かなくなると、自分の育て方が間違っていたのかな?あの時に言った言葉が原因かな?私の行動のせいかな?など、自分を責める事もあるかもしれません。

 

 

 


しかし、原因を探そうとすると、どんどん過去の情報から原因を引っ張り探し出そうとするのが心のしくみです。




実は、私も過去に不登校を経験しておりますが、なぜ不登校になったのか、15年以上経った今でもよく分からないです。


という事は、お子さん本人が原因を分からないのに、本人以外の人が原因を分かるはずがないと私は考えます。


また、「これのせいだ!」と決めつけてしまうと、外に悪者をつくる事になり、犯人を捜す眼差しになり人間関係もぎくしゃくしていく可能性があります。


原因探しはいったんお休みして、今の課題を解決するにはどうしたらいいんだろうと自分に問いかける事で視点が変わるきっかけになります。